ベジタリアン関連本

ベジタリアンが使えるクックブックを集めてみました。


<純ベジタリアン>

なんといっても、柴田書店が断然強い。

ベジタリアン・クッキング 鶴田静著 柴田書店 2,880円
日本のベジタリアンで一番有名なのが、この鶴田静さん。これを出した1986年には東京の国分寺に住んでいたが、今は千葉県に移住。
彼女がベジタリアンになったのは、ロンドンにウイリアム・モリスを見に行ったとき、ベジタリアンの人達と一緒に住んだのがきっかけとか。
料理は130種。

マザーアース・キッチン 鶴田静著 柴田書店 2,900円
鶴田さんが千葉に移住後に出した本。彼女のパートナーであるエドワード・レビンソンさんの写真がとても美しい。料理134種とエッセイ、写真。田舎暮らしの楽しさ、美しさが伝わってくる。

田園に暮らす 鶴田静著 柴田書店 2,000円
こちらは、エッセイとレビンソンさんの写真中心で、料理は70種。
写真担当のエドワード・レビンソンさんは、以前渋谷で彼のピンホール写真を見たことがあるが、自然に一体になったような写真で、非常に感動した。ご本人も、とても楽しんで写真を撮っているようだった。彼はアメリカの人。

おいしいベジタリアン料理 モリー・カッツェン著 やまざきみゆき訳 柴田書店 2,000円
ニューヨーク州にあるムースウッドレストランのレシピを家庭用にアレンジし、1977年に出版された本。やはりアメリカだから、分量がすごく多いし、手に入らない材料や計量の仕方(野菜でもチーズでもカップで計ってしまう)にとまどうことも多いけれど、そんなカルチャーショックも含めてすごく新鮮な気持ちで楽しめるところがある。

アロラさんのスパイシーベジタブル料理 レヌ・アロラ著 柴田書店 1,800円
インド料理本は数あれど、ベジタリアン専門なのはたぶんこれだけ。でも、インドではベジタリアンの方が家庭料理でも主流で、これが一番当り前なインド料理なんですよ、実は。
タンドーリ・チキンなんて、家では食べないんだってば。

イタリア式野菜定食 花田美奈子著 文化出版局 1,300円
これは珍しい純ベジタリアン・イタリア料理。しかも、白米や上白糖は一切使わず、米は玄米、甘みにはブラウンシュガー、メープルシロップを使用する、本格マクロビオティックである。
ベジタリアンから見ても、「こういう世界もあるのか」という独特な世界。

ロンドン発とっておきの野菜料理 岸本恵著 マガジンハウス 1,400円
やっぱりロンドンは、知られざるベジタリアン天国なのでしょうか?こんな本も出てしまいました。鶴田静さんもベジタリアンになったのはロンドンだったそうだし。
ちなみに、岸本さんは「ロンドンに食文化革命が起こった」と形容しています。

家庭でできる精進料理 志の島忠著 グラフ社 1,200円
「家庭でできる」とはいっても、非常にていねいに作ってあるちゃんとした精進料理なので、やはり飛竜頭(がんもどき)とかごま豆腐を一から作ろうと思ったらなかなか大変そう。

新豆腐百珍 米田祖栄 中公文庫 800円
尼寺で実際に作られているお豆腐料理。こちらは同じ精進料理でも、日常で気軽に作れそう。
それにしても、こんなに多彩な食べ方ができる豆腐って、やっぱりすごい。


<ベジタリアンではないけど使える本>

自称「料理本研究家」PITOがお送りする、厳選料理の本

野菜レシピ 宇土巻子著 文化出版局 1,400円
宇土巻子さんは、北海道のアリスファームの主宰者。染織の作家でもある。
ファームで取れたての素材を使っているので、見るからに新鮮でおいしそうである。思わず北海道に行きたくなってしまう。それにしても、アリスファーム、シェーカー教徒のコミューンをモデルにしているらしいけれど、家具にしても建物にしても、あまりにかっこ良すぎるぞ!
同じシリーズに、「ハーブレシピ」「フルーツレシピ」「卵とミルクレシピ」もある。

南イタリアのキッチンから 加藤美由紀著 講談社 1,400円
いかにも家庭料理、という感じで、野菜たっぷり。南イタリアだけあって、ほとんど肉は出てこない。地中海の風を感じるかも。

スペイン熱い食卓 おおつきちひろ著 文化出版局 1,800円
スペインも野菜と魚貝類が中心。シンプルだし、米もよく食べるので日本人には口にあう。
同じおおつきちひろさんの「タパス」(文化出版局、1,600円)もおすすめ。

インドスパイス料理 レヌ・アロラ著 柴田書店 3,800円
詳しいスパイスの解説と、日常的にスパイスを使うヒントが入っている。レシピもあまり日本には紹介されてこなかったインドの日常的なメニューが多い。

とっておきのインド・ベンガル料理 ビジョン・ムカルジー監修 マガジンハウス 1,800円
日本に紹介されることの多いのは北インドの料理だが、これは珍しい東インド、ベンガル地方の料理。しかし、ベンガル地方は米を主食とし、魚を多く食べるので、実は日本人には馴染みやすい。豆のスープだけでも5種類が紹介されていて、かなり忠実に現地の食事を紹介しているといえる。(ただし、その材料を日本で手に入れられるかは別だが。)

はじめてのインド料理 ミラ・メータ著 文化出版局 1,480円
いかにもごく普通の家庭で作られているという感じの料理がたくさん。大根のカレーとか、かぼちゃのカレーとか、普段作ってみたいインド料理。

中国菜 前田侑子著 婦人之友社 1,300円
前菜、野菜料理、魚介料理、豆腐料理、卵料理、スープ、ご飯・麺、デザートと、種類別の目次がついているので、自由に組み合わせて献立が作れるようになっていて、非常に使いやすい。
肉が中心なのでつい敬遠しがちだが、やはり中国料理は調理時間の短さ、野菜をたくさん食べられるところなど利点も多い。
実は、中国は精進料理も日本に比べてかなり残っているので、ちゃんとした精進中華の本が出てほしいとずっと思っているのだけれど、今のところないので、これがベスト。

自然派おやつ 江島雅歌著 農文協 1,350円
甘さ控えめで、健康的で、しかも簡単でおいしいお菓子。
以前はこれで毎週朝食用のマフィンを焼いていた。


<ガイドブック関係>

ナチュラルレストランガイド 柴田書店 1,000円(?)
大部分がオーガニック(有機農法の食品を使用)で、ベジタリアンはあまりないけれど、まあ仕方がない。

自然食品&レストラン 首都圏 昭文社 880円
「へー、こんなところに」という発見多数。ナチュラルなレストラン、自然食品店、共同購入などの情報が網羅されていて、なかなか使える。これがエアリアマップのシリーズというところがすごく驚き。


ベジタリアンとは?
東京でベジタリアンとして生きる方法
東京のベジタリアン・レストラン
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UPDATED ON SEP. 12, 1998

by Hitomi Obara pito@ppp.kabinet.or.jp