食餌治療について



素人判断が一番危険なのは、どんな医療でも同じです。巷の噂や情報の聞きかじりではなく、まず、信頼できるアレルギーが専門である主治医を探し、治療方針を決めたらとりあえず真面目に取り組むことが大切です。

食餌治療をする前には必ず、血液検査を受けて何にたいしてアレルギーがあるかを調べましょう。

また、どのような食餌療法(回転食、除去食等)を行うのかを医師や子供を預けている施設の先生や栄養師とよく話し合いましょう。(引き続き、レポートします。)

除去食は、栄養のバランス悪いという事だけが昨今取り沙汰されますが、正しい指導があれば決して不安なものではありません。 基本は、子供は、家庭、預けている施設、行政と地域全体で守り育てる環境作りが大切です。

まずは、実際的な3大アレルゲンと、それに代わるものを紹介します。

とても、大変そうにみえますか?でも、アトピーの根本原因が食餌であることは確かですよね。その、食餌とは何かを考えてみると、納得いくのではないでしょうか。




3大アレルゲンと、それに代わるもの及食事の基本

"鳥のもの"アレルギーのための食餌指導表
"牛のもの"アレルギーのための食餌指導表
"豆のもの"アレルギーのための食餌指導表
毎日の食事のとり方の基本



"牛のもの"アレルギーのための食餌指導表

食べられないものそれに代わるもの
牛乳およびこれを含む食品
コーヒー牛乳、フルーツ牛乳、粉乳、山羊乳、コンデンスミルク、脱脂粉乳等
MA-1ミルク、エレンタール、エピトレス
牛肉およびこれを含む食品
ビーフジャーキー、ハム、ソーセージ、サラミ、市販のハンバーグ
兎肉、鯨肉、馬肉、鹿肉、カンガルー肉等
及これらで作ったアレルギー用、ハンバーグ、ハム、ソーセージ等
乳製品
バター、チーズ、ヨーグルト、マーガリン、生クリーム、サワークリーム等
アレルギー用マーガリン、クリーム
乳飲料
カルピス、ヤクルト等
お菓子、パン類
ケーキ、クッキー、カステラ、ビスケット、菓子パン、ウェハース、ホットケーキ
小麦粉+重そう(又はベーキングパウダー)+砂糖で作る。アレルギー用ケーキ、クッキー、ビスケット、パン等。
プリン
寒天+砂糖+サフラン(又は南瓜)で作る
アイスクリーム、ソフトクリーム
チョコレート、キャラメル、バターアメ、キャンディ、ドロップ、チューインガム
キャロプパウダーで自家製のチョコレートを作る
ポタージュ、インスタントカレー、スープの素
ホワイトソース、インスタントシチュー
自家製でカレー粉で作る。牛乳をいれずに作る。
アレルギー用インスタントカレー、アレルギー用インスタントシチュー
ゼラチン
寒天、アレルギー用ゼリー
果実の缶詰、コカコーラ、ペプシコーラ等、インスタントラーメン、インスタントスープ
その他大部分の菓子類
アレルギー用の菓子

表は群馬大学小児科のものを玉井病院皮膚科用に改編したものです。



"豆のもの"アレルギーのための食餌指導表


食べられないものそれに代わるもの
大豆油、サラダ油、しらしめ油、天ぷら油
マーガリン等市販のほとんどの油、これらの油を使った料理、ショートニング
菜種油、パーム油、サフラワー油
コーン油、米油、胡麻油、オリーブ油等、アレルギー用マーガリン(PCA検査合格品が原則)
大豆油を含む食品
油揚げ、がんもどき、厚揚げ、おから、市販のソース、ケチャップ、市販のでんぷ、食パン、チョコレート、ドライフルーツ、インスタントカレー、シチュー、レトルト食品
アレルギー用ソース、ケチャップ、自家製でんぷ、自家製パン、アレルギー用パン、キャロプパウダー、ノンオイルコーティングのもの、アレルギー用カレー、シチュー
大豆及豆類のすべて
大豆、小豆、落花生、枝豆、もやし、いんげん、絹さや、お多福豆、グリーンピース、納豆等
コーヒー、ココア、カルピス
たんぽぽコーヒー
ピーナッツ、ピーナッツバター
豆類の加工品
きなこ、あんこ、あんこを使った和菓子、ようかん、まんじゅう、おはぎ、あんみつ、みつ豆、五家宝等
芋ようかん、芋あん、白玉、葛もち、葛湯
味噌、醤油、豆腐
味噌、醤油を使った料理
ダイズノン味噌、粟味噌、稗味噌、黍味噌、魚味噌、米味噌
味噌、醤油を使ったものすべて
ダイズノン味噌、粟味噌、稗味噌、黍味噌、魚味噌、米味噌
佃煮、漬物(醤油を使った)、味付け海苔、煎餅、ほとんどの缶詰、味りん干、ほとんどのくん製、ふりかけ類、市販のお惣菜
自家製佃煮、ダイズノン漬物、焼海苔、ダイズノン煎餅
豆腐、焼豆腐

表は群馬大学小児科のものを玉井病院皮膚科用に改編したものです。




"鳥のもの"アレルギーのための食餌指導表


食べられないものそれに代わるもの
鶏卵、その他の卵類、ウズラ卵、アヒル卵、魚卵(イクラ、タラコ)を含む
鳥肉、及これらを含む食品
チキンソーセージ、チキンブイヨン
兎肉、鯨肉、馬肉、鹿肉、カンガルー肉等
鶏卵を含む食品
マヨネーズ
サラダ湯、酢、塩等でフレンチドレッシングに。サフランで色をつけて。
カステラ、ケーキ、クッキー、ボーロ、ホットケーキ、ビスケット、プリン、アイスクリーム、菓子パン等
自家製で卵を入れずに作る。重そう、ベーキングパウダー、イーストを使う。
カツ、フライ、コロッケ、天ぷら等の衣、天ぷら粉、生そば
卵を入れずに衣を作る。
インスタントラーメン、食堂の中華そば類
卵の入っていない麺を使って、ツユは自家性にする。
蒲鉾、竹輪、ハンペン等の練り製品、市販のすり身
自家製で作る。
蜂蜜の大部分、メイプルシロップの大部分、果実酢の一部
インスタントココア、その他大部分のインスタント製品
アレルギー用のパン、クッキー、ケーキ、ドレッシング、蒲鉾、竹輪、ハンペン、等を使うと良いでしょう。

表は群馬大学小児科のものを玉井病院皮膚科用に改編したものです。



毎日の食事のとり方の基本

子どもの症状によって接取する、食材の内容が異なりますが